1000円の壁
去年から飲食店、特にラーメン店の閉店が増えてるというニュースを読みました。
材料費や光熱費、人件費の高騰に対して値上げができず利益を減らしているのが
原因だそうです。
ラーメン業界では1000円の壁と言われ 価格を1000円以上に上げると売り上げが
急に落ちる現実があるそうです。
しかし、一方でニセコなどの欧米人が集まるリゾートでは一杯3000円でも売れ
バイトの時給は1800円でも集まらないというニュースもあります。
つまり、日本国内ベースでの常識はインバウンドが集まる地域では通用しなくなって
いるのです。
一杯3000円でも売れる地区なら人件費もそうですし、家賃だって北海道では考え
られないような値段でもテナントが入るでしょう。売り上げベースで払える家賃が
逆算できるのですから
ここ心斎橋でもインバウンドのおかげで空きテナントがなくなっている状況です。
さすがにラーメンは3000円はしませんが1000円は超えてもまったく問題なく人気店
には行列できてます。さらに大きいのは平日でも関係なく売り上げが伸びている
ことです。ローカルの地元客相手のお店だと平日の昼間は売り上げあがらず土日勝負
なところがありますがインバウンド客は関係ありません。さらに高額の商品が売れる
銀座などではいくらでも家賃が払えるでしょう。
家賃が取れるとなると売買価格も上昇しています。この傾向は円安が止まったくらい
では影響ないでしょう。
弊社も外国人投資家に向けての商売を考えていく必要を実感しているところです
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